Overview ページ


「Overview」ページでは IncrediBuild の使用に関する一般的な情報を確認できます。IncrediBuild分散環境全体にわたって IncrediBuild をどれだけ効率的に使用できているかを把握したり、ライセンスに関する情報、ライセンス コア パッケージやソリューションの割り当て、消費状況を確認できます。


メニュー:

7 Day Overview


このセクションには直近 1 週間の IncrediBuild インフラの KPI(主要分析値)、また対象期間の KPI の内訳がグラフィックで表示されます。時間やコストの削減、ビルドの分散がどのように効率的にされたか等、 IncrediBuildインフラの利用状況を一般的な指標で確認できます。

KPI サマリー

7 Day Overview では削減できた時間やコストの合計、ビルドの成功率、リモート Agent への分散効率などの直近 1 週間の KPI 指標の統計が確認できます。 
表示される値はすべて直近 7 日間のデータに基づいています。

「Overview」ページは全体の概要をシンプルな形で提供するため、分析期間やフィルターの設定はできません。「Agent」ページや「Build」ページでは必要に応じて分析期間やフィルターを設定できます。


7 Day Overview で確認できる KPI は次の通りです。

カテゴリー

項目

説明

Time Saved

-

IncrediBuild なしでビルドを行った (すべてのビルドをイニシエーター Agent のみで実行した) 場合にかかったと予測された時間と、実際のビルド時間との比較により、削減できた時間を表します。

注: イニシエーター Agent のみで行われたビルドと比較した場合の短縮時間を表しています。

値はすべてのリモート (ヘルパー) Agent のコア稼働時間*を集計して、イニシエーター Agent のコア数で割って算出します。リモート Agent は (I/O やネットワーク遅延の要因で) イニシエーター Agent よりも効率が悪いため 1/1.5 (0.6666...) 倍されます。例えば、イニシエーター Agent が 4 コア、リモート Agent が 12 コアで 1 時間ビルドを実行した場合、「12 コア稼働時間 ÷ 4 コア稼働時間 (イニシエーター Agent のコア数) = 3 時間」となります。これに 1/1.5 を掛けて、このビルドで短縮できた時間を計算します。この例では 2 時間となります。 
仮定と近似に基づいて計算を行うため、表示される値は実際に短縮した時間の概算値となります。

*コア稼働時間は各コアの利用時間です。たとえば、4 コアのマシンを 1 時間稼働させて、すべてのコアを完全に利用した場合は 4 コア稼働時間と考えます。

Cost Saved

-

IncrediBuildを使用することで削減できたコストを表します。 
IncrediBuild はビルド処理中の開発者の待機時間を減らすことで、企業のコストを削減します。コストの既定値は 1 時間あたり 40 ドルなので、計算式は「削減時間 X 40 (ドル)」となります。

注: 「Configuration」ページで時間あたりのコストを設定できます。

Executed Builds

Total

IncrediBuild で実行したビルドの総数。


Successful

正常に完了したビルドの数。


Failed

失敗したビルド数。システムやユーザーによって途中で中止されたビルド数も含まれます。

Processing Time

Local

ローカル (イニシエーター) Agent がタスクを実行した総コア稼働時間。 
コア稼働時間は 1 コアごとに計算されます。例えば、8 コアの Agent で 1 時間処理を行った場合の処理時間は 8 コア稼働時間となります。


Remote

リモート (ヘルパー) Agent が分散されたタスクを実行した総コア稼働時間。


KPI のグラフィック表示

7 Day Overview の KPI のそれぞれの項目をクリックすると、グラフで値の推移が表示され、日付ごとに詳細を確認できます。

表示の詳細

  • このセクションには時間の経過とそれに伴う KPI の推移がグラフィックで表示されます。デフォルトでは削減時間を表すグラフが表示されます。KPI のタイトルをクリックすると対応する項目のグラフが表示されます。
  • データは毎日集計され、当日のアクティビティがすべて表示されます。
  • グラフの上部に各項目と表示色の凡例が表示されます。

以下は それぞれの項目をクリックした際に表示される KPI のグラフの例です。

Time Saved:

Cost Saved:

Executed Builds:

Processing Time:

次の方法で表示を変更することができます。

  • 表示 / 非表示 - 凡例のデータ項目をクリックするとグラフを表示 / 非表示できます。デフォルトではすべての項目が表示されているため、項目をクリックすると非表示になります。
  • データ表示 - グラフの任意の場所にカーソルを合わせると、その時点の日時とデータがポップアップ表示されます。
  • ズーム - タイムライン上でドラッグした範囲を拡大表示して、すばやくデータの詳細を表示できます。タイムライン全体の表示に戻るには、グラフ右上の [Reset Zoom] ボタンをクリックします。

Available Agents and Cores

このセクションには直近 1 時間で利用可能だったコアと Agentの情報が表示されます。データは 1 時間ごとに更新されます。情報が集計された 1 時間前のデータが表示されます (10:45 AM に表示されるデータは 9:20 ~ 10:20 AM など)。

円グラフには 直近1 時間に利用可能だったコアと Agentの情報が表示されます。データの更新は IncrediBuild Coordinator の開始時間に応じて 1 時間単位で行われます。


Lisenced Agent グラフ

この円グラフはデータが更新される直近 1 時間の Agent の利用可能状態を表しています。 
グラフには次の情報が表示されます。

項目

説明

Licensed Agents

ライセンスが付与され、IncrediBuild インフラで使用できる状態だったAgentの総数

Offline Agents

直近 1 時間で Coordinator に接続されなかった、ライセンスが付与された Agent の総数と割合。 
注: 直近 1 時間で全く接続されていない Agent のみがオフラインとみなされます。

Available Agents

直近 1 時間で Coordinator に接続された登録済み(Subscribeされている)かつライセンスの付与されたAgent の総数と割合。 
注: 直近 1 時間で少しでも利用できた場合は利用可能とみなされます。


Core Package Breakdown グラフ

IncrediBuild ライセンスにはAgentに割り当て可能な様々なコア パッケージがあります。Agent に割り当てられるコア パッケージは、Agent をホストするハードウェアの論理コア数により異なります。このセクションでは、各種コア パッケージの内訳と割り当てられたコア パッケージの数がドーナツグラフで表示されます。利用可能な Agent ( Coordinator に接続され、ライセンス付与された Agent) のみが表示されます。

グラフには次の情報が表示されます。

項目

説明

Core Package Chart

ドーナツグラフにネットワーク上の利用可能な Agent に割り当てられた各コア パッケージの数と割合が表示されます。また、(総コアパッケージ数に対する)それぞれのコアパッケージの割合も表示されます。

Allocated 

Core

Packages

利用可能な Agent に割り当てられたコア パッケージの総数が表示されます。

たとえば、IncrediBuild インフラ内に 4 つの 利用可能なAgent があり、それぞれに 8 コア パッケージが割り当てられている場合は「4」と表示されます。

Current State

このセクションでは IncrediBuild インフラの現在状況に関する基本情報を確認できます。データはデータベース内で 5 秒ごとに更新されますが、最新情報を表示するにはページを更新する必要があります。 
次の情報が表示されます。

項目

説明

Builds Running

IncrediBuild で現在実行中のビルドの数。

Helper Agents Assigned

IncrediBuild が現在使用中のヘルパー Agent の数。

Available Agents

IncrediBuild で利用できる Coordinator に接続中の Agent の数。

Offline Agents

登録済み(Subscribeされている)が、Coordinator に接続されていないAgent の数。

License Details

このセクションには IncrediBuild ライセンスに関する情報が表示されます。

注:

  • グラフの上部に表示項目と表示色の凡例が表示されます。
  • ライセンスの有効期間の残り日数がタイトルの下に赤字で表示されます。

Solutions セクション

ソリューションの種類の情報が棒グラフで表示されます。それぞれのソリューションの横に、利用可能なソリューションの総数と IncrediBuild Agent に割り当て済みのソリューションの数が表示されます。

Core Packages セクション

コア パッケージに種類の情報が棒グラフで表示されます。それぞれのコア パッケージ (例: 8 コア、16 コアなど) の横に、利用可能なコア パッケージの総数と IncrediBuild Agent に割り当て済みのコア パッケージの数が表示されます。

Expiration セクション

ライセンスと保守の有効期限が表示されます。

  • License Expiration - ライセンスの有効期限が切れると IncrediBuild は使用できません。
  • Maintenance Expiration - 保守の有効期限が切れるとサポートへの問い合わせや新しいバージョンへのアップグレードができなくなります。