グラフィカル ビュー (Graphical View)
Build Progress グラフィカル ビュー
「Build Progress」ウィンドウの [Graphical View] タブをクリックしてビルド出力をグラフィックで表示できます。
次の 2 つのセクションに分かれています。
- システムグラフ:上部
- ビルド進捗グラフ:下部
ビルドの進捗:グラフィカル ビュー画面の右端にはビルドステータスバー (垂直方向) が表示されます。
次の機能がご利用になれます。
システムグラフ
システムグラフにはビルドを実行しているシステムの概要が色分けして表示されます。
- ブラック:メモリの使用状況
- 明るいグリーン:CPU 負荷
- ターコイズ:IO 待ち
- ブルー:使用中の CPU コア
- レッド:使用中のマシン
- パープル:利用可能な CPU コア
- オリーブ:待機中のタスク
- ピンク:実行中のタスク
- イエロー:完了したタスク
- 暗いグリーン:スワップサイズ
- オレンジ:ローカルで待機中のタスク
- グレイ:分散された待機中のタスク
システムグラフにカーソルを合わせると、任意の時点のシステム情報が表示されます。
システムグラフの表示 / 非表示
[グラフの表示 / 非表示] ボタン
をクリックすると、システムグラフの表示 / 非表示を切り替えることができます。ビルド進捗グラフ
ビルド進捗グラフには Agent マシン間にどのようにタスクが分散されているかが表示されます。グラフの下にはビルド開始からの経過時間が表示されます。左側にある時計のアイコンをクリックすると相対時間と絶対時間が切り替わります。ビルド進捗グラフには次のような特長があります。処理の直感的でグラフィカルな表示、エラーや警告の迅速な特定、各タスクの処理時間の確認、パフォーマンスのボトルネックの検出、ビルドプロセスの一部として実行されているすべてのタスクの詳細情報の取得。
タスクにカーソルを移動すると処理に関する次の情報が表示されます。
- Process ID:システム内で行われる処理に付与された一意の番号。
- Process Name:IncrediBuild によって生成された処理の名称。
- Task ID:データベースのビルドプロセス一覧のタスクに付与された一意の番号。
- Exit Code:処理の終了コード。
タスクをクリックすると処理に関するより詳しい情報が表示されます。
- Process Name:IncrediBuild によって生成された処理の名称。
- Command Arguments:コマンド引数の一覧。
- Task ID:データベースのビルドプロセス一覧のタスクに付与された一意の番号。
- Warnings / Errors:警告やエラーなど処理の標準エラーを出力 (該当する場合)。
タスクの色
タスクは状況に応じた異なる色で表示されています。
- ブルー:処理中のタスク
- アクア:開始マシンのローカルでのみ実行された処理済みタスク
- グリーン:リモートマシンに分散された処理済みタスク
- イエロー:終了コード「0」の標準エラーが出力されたタスク (警告の可能性あり)
- レッド:終了コード「0」以外で停止したタスク (エラーの可能性あり)
ビルドステータスバー
画面右端のステータスバー (垂直方向に表示) は、ビルドの状況に応じて色分けされています。
- グリーン:ビルド完了 (警告なし)
- イエロー:ビルド完了 (警告あり)
- レッド:ビルド失敗または中止
ビルドステータスバーにカーソルを移動すると、ビルドの詳細な情報が表示されます。
グラフのズームイン / アウト
ズームイン / アウト機能を使うと特定のエリアを詳細に表示することができます。
次のいずれかでズームレベルを調整できます。
- スライダーバーを右に動かしてズームイン、左に動かしてズームアウト。
- スライダバー右の [+] をクリックしてズームイン、左の [-] をクリックしてズームアウト。
- ズームレベル ボックスに直接入力するか、上/下の矢印をクリックしてズームレベルを調整。
ズームレベルの設定に応じてシステムグラフとビルド進捗グラフがズームイン / アウトします。
ビルド進捗グラフでもっとたくさんの Agent を表示したい場合は、Web ブラウザの「ズームアウト」オプションで倍率を 50% (またはそれ以下) に設定して更新します。
全画面表示
Graphical View、Textual View、Summary View を全画面で表示できます。
全画面表示の手順:
- ツールバーの [全画面表示] ボタン をクリックします。
もう一度ボタンをクリックすると表示が元に戻ります。