リモートで実行するように指定されていない場合、IncrediBuild はローカルでタスクを実行します (既定)。IbIncrediBuildでのタスク実行において、明示的にタスクがリモートで実行するように指定されていない場合、IncrediBuild はデフォルトでローカルにてタスクを実行します。Ib_profile.xml ファイルには、IncrediBuild がタスクを実行するのに必要な がタスクを実行する方法を設定する際に必要な 3 つの属性があります。

local_only：ローカル マシンでのみタスクを実行します。ローカル マシン上の複数のコアでタスクが並列に処理されますが、リモートで処理は行いません。この設定は通常あまり並列化を必要としない処理で使用されます(リモートよりもローカル マシンの方が高速に処理を行えるため、ローカル マシンのコアだけで十分な場合マシンのみでタスクを実行します。ローカル マシン上の複数のコアでタスクが並列に処理されますが、リモートマシンでの処理は行いません。この設定は通常あまり並列化を必要としない処理で使用されます(リモートマシンよりもローカル マシンの方が一般的に高速に処理を行えるため、ローカルマシンのコアだけで十分な場合)。タスクが ib_profile.xml のどのインスタンスでも指定されていない場合、処理は「local内にてどの属性にも指定されていない場合、処理は「local_only」として扱われ、リモート マシンに分散されることは稀です。タスクをローカル マシンに分散されることは稀です。linkタスク等、タスクをローカルマシンでのみ実行したい場合は、タスク名(リンク プロセス) でのみ実行したい場合は、タスク エントリーをプロフィール ファイルに追加して「localプロセス名)をib_profile.xmlファイル内に追加して「local_only」に設定する必要があります。

allow_remote：ローカル マシンとリモートマシンの ：ローカルマシンもしくはリモートマシンの CPU コアを使用してタスクを実行します。この設定は通常かなりの並列化が必要な処理で使用されますタスクを他の Agent に分散するには、タスク エントリーをプロフィール ファイルに追加して「allowコアを使用してタスクを実行します。この設定は通常ハイレベルでの並列化を実現するために使用されます。タスクを他の Agent(リモートマシン)に分散するには、タスク名(プロセス名)をib_profile.xmlファイル内に追加し、「allow_remote」に設定する必要があります。

Intercepted：「allow_remote」フラグが立てられたタスクが処理に含まれているかどうかを調べます。Ib：この属性は、IncrediBuildに特定のプロセスに "allow_remote"としての属性が設定されているタスクを含んでいるかどうかを調べるように指示します。Ib_profile.xml に「allow_remote」タスクが含まれる場合、このタスクの実行を導くビルド プロセス ツリー内のすべての処理に「intercepted」フラグが立てられます。たとえば、「mymake」を実行する「mybuilder」というスクリプト ファイルを実行してビルドを行う場合、コンパイル タスクを実行し、「mybuilder」と「mymake」を remote」と設定されているタスクが含まれる場合、このタスクの実行を導くビルド プロセス ツリー内のすべてのタスク(プロセス名)に「intercepted」属性が設定されている必要があります。たとえば、ビルド実行に際して「mybuilder」というスクリプト ファイルを実行してビルドを開始する場合、このスクリプトファイルが「mymake」を実行し、「mymake」がコンパイル タスク(mycompiler)を実行するようなプロセスツリーにおいて、コンパイルタスク(mycompiler)を分散実行させたい場合は、「mybuilder」と「mymake」を Intercepted、「mycompiler」を allow_remote として設定する必要があります。

カスタム ビルドの実行

Linux版利用ガイド